あたらずとも… [航空]
原因は配線ミス=機体制御できず落下-名古屋空港のF2機炎上・防衛省事故調
11月15日18時31分配信 時事通信
愛知県豊山町の県営名古屋空港で航空自衛隊のF2支援戦闘機が離陸に失敗し炎上した事故で、防衛省事故調査委員会は15日、機体を制御する2種類の配線を逆に接続したことが原因だったとの調査結果を明らかにした。
事故調によると、機首の上下方向の動きを感知するピッチ・レート・ジャイロと、機体の横回転の動きを検知するロール・レート・ジャイロの配線を逆に接続。このため、離陸しようと機首を上げた際に、飛行制御するコンピューターが正しく認識できず、水平尾翼が異常な角度で上下した後急上昇。機長が機首を下げようとして落下したという。機長の操縦に問題はなかった。
■F-2Bの事故続報。
そうか、最初に異常な機首上げになってたのな。
てことは、機首下げて接地した後にまた機首上げの状態で滑走してたのも、
そういう姿勢にパイロットがしてたんじゃなくて、操縦系の異常のせいかな。
そうか、最初に異常な機首上げになってたのな。
てことは、機首下げて接地した後にまた機首上げの状態で滑走してたのも、
そういう姿勢にパイロットがしてたんじゃなくて、操縦系の異常のせいかな。
私的見解 [航空]
■例の事故について。
東先生とか、著名な航空評論家の方とかが、ワイドショーなどで事故の映
像を見ながら解説してましたが…。
「何らかの原因で失速して機首が下がってしまった」
とかいう言い方ばかりだったのですが、あの映像では、どう見ても
「失速」はしてない
と思うんだけどね。
確かに、10m程上がったところで機首が急激に下がって、滑走路に叩きつ
けるような感じになってるんだけど、そのあと、普通の離陸時よりも大きく
機首上げの状態で、機尾を引きずりながら滑走してる。
「離陸を断念して、スピードを殺すために機首上げの状態をキープしてた」と
いうよりも、
「なんか分からんけど、いきなり(勝手に)機首下がったん
で、びっくりして操縦桿を引いた(上昇しようとした)ら、コント
ロールが戻って、大幅な機首上げになってしまった」
っていう風に見えるのは、私だけ?
止まるまでにエアブレーキは出してないみたいだし、多分、機尾引きずりな
がら滑走してる間に、コントロールできなくなってるだろうし、「スピードを殺す
ための機首上げ」は、ないだろうなあ。
やっぱり私は
「操縦系統に何らかのトラブルがあって、勝手に
操縦桿とは逆の機首下げの方にエレベーターが
動いちゃった」説
だな。
横転したりとか、翼内のタンクに引火しなかったのが、不幸中の幸いか。
パイロットがベイルアウトしなかったのは、爆発する危険よりもベイルアウ
トすることの危険の方が大きいと思ったからかなあ。
とか、いろいろ思ったり。
続報を待とう。